縄文時代の古来より日本人の生活・文化に密接に関わってきた植物である、「竹・麻・漆」で製作したバッグです。
竹特有の他の素材にはない美しさ、質感を楽しんでいただけ、古くからある伝統工芸を身近に感じていただけるバッグです。

編組名は「麻の葉編み」です。
この麻の葉編みは、今まで発売している網代編みとはタイプの異なる編組になります。六つ目系統の編組になります。

古来から日本では「大麻草」は生活文化に、また神聖なものとして神事に用いられてきました。その葉をモチーフにした編組名です。

生まれてきた赤ちゃんには、麻の葉模様の産着を着せる風習がありました。
少しでも元気に育ってほしいという願いや、魔除けの意味が込められていたのです。

三角形にも魔除け、厄除けの意味があり、その集合体の麻の葉は、より強い意味と美しさがあります。
現在も、さまざまな空間で使用されている日本を代表する伝統の文様です。

白竹（生竹を油抜きをしたもの）の表面を磨き、1本1本竹ヒゴを作り編み上げ、縁の縫製も一針一針手縫いにて仕上げた、完全ハンドメイドの製品です。

表面は拭き漆による塗装を施していますので、竹のしなやかさを保ちながら、耐久性もアップしています。 
また漆独特の光沢感があり、光の加減で編組の表情が変化します。

ボディ部分は竹で編み、縁、内張り、持ち手は麻（リネン布）です。

Wファスナー付のフラップが中身の目隠しと飛び出し防止になっています。

内側にはポケット（大）が2つ、ポケット（小）が4つありますので、スマートフォンやその他の小物の整理も楽々です。

底の部分には金具の底鋲を取り付けています。

日本のもつ味わいのある伝統工芸に触れたい方や、他の人と違うバッグを探している方にぜひ持ってもらいたい商品です。

ご自身で自然な素材感を味わうも良し、また大切な方へのプレゼントにもおすすめです。

素材：竹部（真竹）/　縁・持ち手・内布（リネン）/　塗装（漆）
縫製：外装（麻糸手縫い）/　内装（ミシン）
サイズ：横24.5x高さ21（持ち手含む34）xマチ10
ポケット：6ヶ所
重量：約220g