2016/10/08 08:32

みなさんこんにちは。

古来から日本人の生活文化に密接してきた植物である、竹や麻で物作りをしている工房ametutiのアキラです。

今日は、技能資格について書いていこうと思います。



一応わたくしは、一級竹工芸技能士です。
県の資格になりますが、職業訓練指導員免許証も持っています。


左から、職業訓練指導員免許証、一級技能検定合格証書、そして右側の賞状は技能検定の際に成績優秀だったので表彰されました。
一級は二重六つ目籠を、二級は六つ目籠を、規定寸法通り時間内に製作し採点されます。それと、筆記試験もありました。


技能士取得後、訳あって友人の仕事の手伝いをしていたので、その時にエックス線作業主任者とガンマ線透過写真撮影作業主任者も取得しました。



竹工芸の技能検定は、自分が受けた時を最後に無くなってしまいました。
記憶に残っていると思いますが、事業仕分けにより廃止になりました。
存続のままでも、お金がたいしてかかる訳じゃあるまいし廃止にする理由がなく、なぜ無くなったのかわからないので自分なりに考えてみました。
竹工芸技能検定を受ける人が少ないとは聞いていましたが、職業訓練校もまだ存続しているのでそれだけでは理由にならないと思います。
事業仕分けの時は民主党政権であり、有名な言葉で『二番じゃだめなんですか』発言の方がいました。
この方は、二重国籍でしたがルーツは大陸系のようですね。
こういう人達は日本の文化を少しでも無くしたいと思っているのかもしれませんねぇ。怖いですねぇ。

竹工芸は『竹取物語』があるように、日本に古くからある職業の一つです。
産業が活発になれば従事者も増えるので、少しでも多くの方に竹の財布を持ってもらい、竹の持つしなやかさを共感してもらいたいと思っています。

ご注文お待ちしています。