2016/09/22 16:50

みなさんこんにちは。

竹・麻などの天然素材を使いハンドメイドにて製作販売しています、ametutiのアキラです。

今日は、青竹製品について書いて行こうと思います。


青竹と麻の財布・三本寄せ網代編み・小の写真です。
右と左で緑色の濃さの違いがあるのが分かると思います。
色の違いはありますがどちらとも同じ竹から作ったものです。
なぜ色の差があるかと言うと、簡単に言えば天然素材だからです。
一本の竹でも、上部と下部、また同じ節間でも南面と北面で、緑色の濃さがあります。
編む前にある程度は、色を選別して編んでいますが微妙な差の為、一点一点仕上がりの表情が違います。
時間が経てば皆同じように飴色に変わって行きます。



青竹の表面を磨いた後の竹です。
違いがあるのが分かると思います。
天然素材の為、一点一点の表情の違いを理解していただきたいです。




次の写真は、麻の葉編みの財布の写真です。
上二つは、ちょうど一年前に製作した物です。
一番下は、今回新しく製作した麻の葉編みです。


麻の葉編みの財布は、ヒゴに負担がかかる場所があるのでまだ販売には至ってません。
麻の葉編みについてはまた後日記載します。リクエストがあれば製作します。


写真の一番上の物は自分が一年間使用してみました。
最初は一番下の物のように緑色が強かったのですが、やはり日常生活での使用でかなり変化しています。
写真中央の物は、上の物と同時期に作った物ですが、箱に入れて保管していた物です。
上とくらべると日常生活での紫外線などによる経年変化に差があるのが分かると思います。


一番上と下との比較写真です。
写真では分かりにくいですが、使用して行くうちにヒゴの表面にいい感じの艶が出てきます。
さらに時間が経てば、もっと飴色に変わって行きます。




次の写真は十年以上前に青竹で製作したうちの洗濯籠です。
製作当初の写真はありませんが、青竹の財布と同じように緑色が強かったのですが、経年変化により飴色に変化しました。
また、よく持つ縁の部分は艶が出てよい感じです。
このように青竹の財布はエイジングが楽しめます。
青竹製品の特徴をご理解のうえご注文お願いいたします。